Grapefruit Moon -Tom Waits(1973)

Grapefruit moon, one star shining, shining down on me
Heard that tune, and now I'm pining, honey, can't you see?

葡萄柚の月 ひとつの星が輝き 僕を照らし出す
あの歌を聴ききながら 僕は恋をしている 愛しい人よ わかるかい

'Cause every time I hear that melody, well, something breaks inside
And the grapefruit moon, one star shining, can't turn back the tide

メロディーを聴くたび 何かが僕の中で飛び跳ねる
葡萄柚の月 ひとつの星が輝き 潮の流れを引き戻せない

Never had no destinations, could not get across
You became my inspiration, oh but what a cost

どこにも目指す場所がなく 何も乗り越えられずにいた
君は僕を導く直感となった けれどその代償は

'Cause every time I hear that melody, well, something breaks inside
And the grapefruit moon, one star shining, is more than I can hide

メロディーを聴くたび 何かが この中で弾けだす
葡萄柚の月 ひとつの星が輝き それを僕は隠し通せない

Now I'm smoking cigarettes and I strive for purity
And I slip just like the stars into obscurity

僕はタバコを吸いながら 純潔を保とうとしている
やがて滑り込んで行くんだ 星がぼやけて行くように

'Cause every time I hear that melody, well, puts me up a tree
And the grapefruit moon, one star shining, is all that I can see

メロディーを聴くたび 僕は身動きできなくなる
葡萄柚の月 ひとつの星の輝き それが僕に見えるすべて



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◆意訳NOTE

2019/02/16
意訳を修正しました

2018/06/28

「葡萄柚の月、その甘酸っぱい輝きが僕を照らす。何も目的も持たず、何も乗り越えられずにいた、君はそんな僕を導く直感になってくれた。その代償はこの胸の中で揺れるほろ苦い恋心。その歌を聴くたびに僕は身動きできなくなる。純潔を保とうとしてもやがて動いてしまうだろう。その輝きは僕に見える全てなんだ。」

こんな感じかな。「グレープフルーツムーン(葡萄柚の月)」というのが片思いの甘酸っぱくほろ苦い雰囲気でいいよね。好きな人をグレープフルールのような月、その輝きにとして歌った胸がキュンとなるようなラブソング。「Breaks」は彼女という月に照らされて飛び跳ねる魚のイメージ、隠れる事もできず弾け飛ぶみたいな。「puts me up a tree」は「身動きできない」と訳しましたが、「月に近づきたくて、手を伸ばしたくて、木に登ったはいいがどうしていいかわからない」みたいなニュアンスかと感じています。今夜はストロベリームーン、別名「恋を叶えてくれる月」。恋をするすべての人にとって良い満月でありますように(^人^)

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トム・ウェイツ
ワーナーミュージック・ジャパン
2018-06-13